総会日程が下記の通り決まりましたので、お知らせします。
1,日時:5月24日(土)14時~
2,場所:香川県立ミュージアム地階講堂
3,議案:①第1号議案 令和6年度事業報告及び収支決算について
②第2号議案 令和7年度事業計画(案)及び収支予算(案)について
③第3号議案 役員の改選について
※3議案は別途アップしております。
4その他:総会終了後、高松市文化財課から「高松城跡整備事業と天守再現の現状」と題して報告をしていただく予定にしています。
大阪歴史博物館の主催による講演会のご案内。
日時 : 2月15日(土) 13時30分~
場所 : 大阪歴史博物館 4階 講堂
テーマ: 「海の大名―高松藩蔵屋敷跡の発掘調査から」など二題。・・・学芸員の方から、発掘調査からわかった舟入などの構造や蔵屋敷の活動、役割など興味深い報告が聞けると思います。
その他 : 受講には事前申し込みが必要ですので、大阪歴史博物館のホームページをご覧ください。また、特別企画展「大名たちの蔵屋敷」も3月3日まで開催中です。
高松市歴史資料館で「高松注目・地域から見る幕末史」が開催中。
日時 : ~3月16日(日)まで。
場所 : 高松市昭和町 高松市歴史資料館 4階
内容 : 幕末に書かれた書状などから、幕末の内戦や不安定な政治・社会情勢を紹介しており、興味が尽きない企画展です。
2月6日付けの四国新聞でも紹介されています。
「研修講演会」のご案内。
日時:2月12日(水)10時~
場所:県立ミュージアム地階研修室
内容:「参加型観光について」
講師・せとうち観光専門職短期大学
副学長 内田忠賢 先生
※この研修講演会は、高松市観光ボランティアガイド協会によるものですが、ご承諾をいただき本会会員の皆様にお知らせするものです。
ご希望の方は、お問い合わせホームからお申し込みください。
申込期限・2月5日(水)
『高松城復元かわら版』第13号を発行しました!
高松城復元を進める市民の会の活動を知っていただく上で、
とてもわかりやすい内容になっていますので、ぜひご覧ください。
■PDFのダウンロードはこちら
PDFをダウンロードする
{内容}去る12月5日(木)、市議会の代表質問で斎藤 修議員が高松城の復元についての質問をされましたので、大西市長の答弁とともにお知らせします。
{質問}高松城天守再現に向けた検討作業の現在の状況をお聞かせください。
{答弁}
次に、高松城天守再現に向けた検討作業の現在の状況についてであります。
本市では、高松城天守再現に向けて、令和2年に文化庁から示された基準に基づき、「史跡高松城跡保存活用計画」を令和3年度に策定をし、天守再現が史跡全体の保存活用に寄与することなどを明記したところでございます。
また、昨年度からは、石垣や礎石などの遺跡の保存にも十分配慮したうえで、利用者が安全に見学できる、天守再現の可能性を検証する調査を開始し、既存資料の整理を行うとともに、天守再現の課題及び検討事項を抽出し、本市ホームページで調査成果の概要を公開しているところでございます。
さらに、今年度におきましては、天守台周辺の地盤調査を実施しますとともに、天守を建てた場合の天守台の安定性を検証しているところでございまして、来年度以降、この検証結果に基づき、天守の基礎に関する工法などについて検討していく予定でございます。
私といたしましては、本市の歴史を後世に伝える、意義ある高松城天守再現は、本市の活性化を図る上でも、様々な効果が期待できますことから、今後におきましても、天守再現に向けた取組を、着実に進めてまいりたいと存じます。
以上
秋の講演会の申し込みを受け付けております。お問合せフォームから、お名前と講演会受講、と記入してください。
なお、当日欠席で配布の資料冊子「高松藩の大名行列~将軍御名代としての格式~」のみを購入希望の方は、レターパック代を含めて1430円にて販売いたしますので、住所をお知らせください。
今年もお城見学会を実施しました。
レポートは武内再起さまにお願いしました。
令和6年5月30日、今年のお城見学会は、山口県の『岩国城』へ18名で行きました。
岩国城は関ケ原の戦いの後、岩国へ転封された吉川広家が慶長13年(1603年)に築いたお城です。天守は四重六層で、三階よりも四階、五階よりも六階が大きく張り出した特異な姿で、我が高松城と同じ南蛮造なのです。復元する高松城を強くイメージするにはぜひとも実際に見ておきたいお城でした。
11時に到着して少し早めの昼食。岩国の郷土料理「岩国寿司」や具沢山汁「大平」、地酒の「五橋」などをとてもおいしくいただきました。地元の観光ボランティアガイドの方が2名付いてくださり、2班で説明を聞きながらスタート。まずは日本三大奇矯の錦帯橋を渡ります。錦帯橋は御土居と城下町を結ぶために1673年に建造された5連アーチの木の橋で、現橋が四代目。ガイドさんから橋の構造や歴史を学びました。途中で一軒の武家屋敷を見学しましたが、このお屋敷は上級武士の家で2階建てです。
ここでクエスチョン!問題です。
Q.「2階建なのに2階に窓が無い、その理由は?」
A.答えは、「お殿様が通る時に2階の窓から見下ろすなどもってのほかじゃ!」なるほどですね。
ロープウェイで上がると山は空気がひんやりとしています。地上の気温26度から山は19度くらい。寒暖差と樹齢150年の檜林に神秘めいたものを感じつつ坂を歩いて見えてきたのが元々の天守台。なんと岩国城は築城から7年で一国一城令により取り壊されています。旧天守台は三分の一だけ残っていたものを平成8年から復元したのですね。
いよいよ本旅メインの岩国城天守に到着。昭和37年に再建する際、錦帯橋からよく見えるように南へ50mずらした場所に古図を参考にして再建したもの。造りはRC鉄筋コンクリート。南蛮造の四層の見た目が高松城のお顔によく似ていて兄弟のようです。
ここでまたまたクエスチョン!問題です。
Q.「岩国城はなぜ南蛮造にしたのでしょうか?」
A.答えは、「徳川家康が大きな城を建てると怒るから屋根が少なく小さく見える建て方にしたため」へぇーって感じですね。
お城の後は吉川資料館へ。学芸員さんから貴重な説明を聞いて藩主吉川家の歴史を学びました。今回は地元ガイドさんが3時間つきっきりのガイド。そのおかげでとても充実した岩国旅行になりました。
令和7年は彦根城か?宇和島城か? 僕はやっぱり、現存12天守がいいなあ。(^^)/(了)
文:武内再起
去る5月24日、通常総会が開催されましたので、報告いたします。