高松城天守復元求める署名
開始1年で6万6000人超
高松城の天守閣再建を目指すNPO法人「高松城の復元を求める市民の会」(古川康造理事長)が、10万人を目標に昨年夏から行っている署名活動が開始1年を迎えた。
8月20日時点で6万6122人分が集まり、同会は「天守閣の再建には市民の盛り上がりが不可欠。引き続き協力をお願いしたい」としている。
同会は、香川県の経済や文化、観光などに関わる約150人・団体で構成。
昨年8月にスタートした署名活動では「2年間で10万人」を目標に掲げ。毎週末に玉藻公園で観光客らに協力を呼び掛けるなどの活動に取り組んでいる。
活動開始から1年が経過したのを受け、31日に高松商工会議所会館で中間報告を実施。
古川理事長、活動に協力している同商議所高松城天守閣復元促進特別委員会の徳永孝明委員長、県建設業協会も森田紘一会長が出席し、復元への協力を改めて誓った。
古川理事長は「10万人に届くところまで来たのは、市民の意識の表れ。年内もしくは年度内には目標を達成したい」と話した。
(本文抜粋)
2017年9月1日(金曜日)四国新聞より抜粋