高松市の大西市長が8日、市議会で高松城の天守閣に関する有力な資料の提供者に対して「懸賞金」を検討する方針を明らかにしました。
高松城跡は日本三大水城にも選ばれる貴重な史跡ですが、四国最大だった天守閣は明治時代、老朽化のため取り壊されました。
天守閣が復元されればさらなる観光客誘致も期待されることから、高松市では復元を目指しています。
しかし復元には、より詳しい写真や建物の内部構造がわかる資料などを集めるよう文化庁から指導を受けています。
市では、懸賞金を出すことで新たな資料が見つかることを期待しています。
お城の資料提供に対する懸賞金は、丸亀市や松江市も導入しています。
高松市では今後、懸賞金の額や時期などについて検討を進める方針です。
(本文抜粋)
KSB瀬戸内海放送
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