高松城天守再建へ 8月から署名活動

高松城天守再建へ
8月から署名活動

高松城の天守再建を目指しているNPO法人高松城の復元を進める市民の会は14日、本年度の総会を高松市で開き、復元に向けた機運を高めるため、8月から署名活動を始めることを決めた。

2009年発足の同会は14年にNPO法人化。香川県の経済や文化、観光などに関わる約150人・団体で構成している。総会には約40人が出席した。

署名活動は、天守再建に向けた動きをオール高松で盛り上げるのが狙い。キックオフイベントを8月28日に丸亀町商店街で行い、18年3月までの期間中、市民・団体に幅広く協力を呼びかける。目標は10万人で集めた署名は高松市に提出する。

1884(明治17)年に取り壊された高松城の天守は、最上層の冗談が下段よりも大きい「南蛮造り」だったとされる。復元に向けては、市が内部構造の資料を探すための懸賞金制度導入を検討している。
総会では任期満了に伴う役員改選も行い、理事長に高松丸亀町商店街振興組合の古川康造理事長を再任した。
(本文抜粋)

2016年5月15日(日曜日)四国新聞より抜粋