去る1月16日深夜。
瀬戸内海放送の「報・道・力」という番組にて、
「高松城を“観光客を呼べるお城”にするには?」というテーマで高松城の復元について取り上げられました。
番組では、全国の人気の城を取材し、
香川県を訪れる観光客の2%しか訪れていないという高松城(玉藻公園)に、
どうしたらもっと人が来るか、ということが話し合われました。
たとえば天守閣の復元の賛否については、
天守閣のある熊本城と、天守閣がない金沢城を取材し、
双方向からその人気を探っていました。
また観光地としての城ということで、
高松城の知られざるスポットとして取り上げられたのが披雲閣の庭園にある石灯籠。
灯籠の中には、ハートマークがついているものがあり、
ここをバレンタインデー前に訪れるとラッキーが!などの情報も放送されました。
海城としては全国有数の高松城。
その特徴をアピールしつつも、シンボルとなる天守閣の復元も欲しい。
私たち復元の会は天守閣の復元を望みますが、大切なのはここに住む人たちの民意。
たくさんの議論が交わされ、高松城がもっとにぎわうようなアイデアが出てくるといいですね。
KSB瀬戸内海放送(1月16日放送)
「高松城を“観光客を呼べるお城”にするには?」
<ナビゲーター> 水道橋博士
<進行> 多賀公人
<ゲスト>
古川康造 高松城の復元を進める市民の会 会長 (丸亀町商店街振興組合理事長)
馬場基尚 香川県弁護士会長
西成典久 香川大学経済学部准教授(都市計画)
田尾和俊 四国学院大学教授
萩原さちこ 城郭ライター
岡 拓杜 お城博士小学生