市議会の代表質問で天守閣復元についての質問が行われました

{内容}去る12月5日(木)、市議会の代表質問で斎藤 修議員が高松城の復元についての質問をされましたので、大西市長の答弁とともにお知らせします。

{質問}高松城天守再現に向けた検討作業の現在の状況をお聞かせください。

{答弁}
次に、高松城天守再現に向けた検討作業の現在の状況についてであります。
本市では、高松城天守再現に向けて、令和2年に文化庁から示された基準に基づき、「史跡高松城跡保存活用計画」を令和3年度に策定をし、天守再現が史跡全体の保存活用に寄与することなどを明記したところでございます。
また、昨年度からは、石垣や礎石などの遺跡の保存にも十分配慮したうえで、利用者が安全に見学できる、天守再現の可能性を検証する調査を開始し、既存資料の整理を行うとともに、天守再現の課題及び検討事項を抽出し、本市ホームページで調査成果の概要を公開しているところでございます。
さらに、今年度におきましては、天守台周辺の地盤調査を実施しますとともに、天守を建てた場合の天守台の安定性を検証しているところでございまして、来年度以降、この検証結果に基づき、天守の基礎に関する工法などについて検討していく予定でございます。
私といたしましては、本市の歴史を後世に伝える、意義ある高松城天守再現は、本市の活性化を図る上でも、様々な効果が期待できますことから、今後におきましても、天守再現に向けた取組を、着実に進めてまいりたいと存じます。

以上